戦略的連携とDX 第14回「戦略的連携で競争優位になるか」
前回までに検証した構造方程式モデリング(SEM)の結果を踏まえ、戦略的連携が中小企業の競争優位にどのような影響を及ぼすかを考察します。 まず、戦略的連携は直接的な競争優位の獲得には有意な影響を与えないものの、組織機敏性や Read More …
前回までに検証した構造方程式モデリング(SEM)の結果を踏まえ、戦略的連携が中小企業の競争優位にどのような影響を及ぼすかを考察します。 まず、戦略的連携は直接的な競争優位の獲得には有意な影響を与えないものの、組織機敏性や Read More …
構造方程式モデリング(SEM)を用いて、仮説の検証を行いました。SEMは複数の潜在変数間の因果関係を同時に推定できる手法であり、理論モデルの適合度や各パスの有意性を評価することが可能です。 分析の結果、まずモデル全体の適 Read More …
戦略的連携や組織機敏性、ITダイナミック・ケイパビリティ(IT-DC)などの構成概念が、調査によって適切に測定されているかを確認しました。 因子分析による構成概念の検証 全観測変数を用いて因子分析(最尤法、プロマックス回 Read More …
本研究の実証分析に用いた調査データは、2019年9月20日から24日にかけて実施したインターネットアンケート調査の結果です。調査対象は日本の中小企業経営者であり、1,082者から回答を得ました。ただし、分析対象としては、 Read More …
これまで、戦略的連携の重要性やダイナミック・ケイパビリティ(DC)の概念、そしてこれらが相互に作用する仕組みについて解説してきました。今回からいよいよ実証に入ります。 まず、理論を検証するための仮説について説明します。こ Read More …