研究ノート 公開 更新 執筆 岡本 泰洋(中小企業診断士)

戦略的連携とDX 第9回「DX概念モデル」

前回定義した変数を使って、下図の概念モデルを作成しました。バージョン1となっているのは、後に検討が進み、より精度の良いモデルが発見されるためなんですが、とりあえず当初のモデルはこうだったということです。

DX概念モデル ver.1。環境変化(ENV)→戦略的連携(SC)→競争優位(CA)を基本とし、SCが組織機敏性(AGLTY)を介する機敏性パスと、ITダイナミック・ケイパビリティ(IT-DC:感知・学習・再構成)を介するITパスを示した図
図 DX概念モデル ver.1

パスというのは、影響を与える過程を表すものです。今回は次の2つのパスについて検証します。
1.機敏性パス:戦略的連携が組織機敏性を介して競争優位に影響を与えるプロセス。
2.ITパス:戦略的連携がIT-DCを介して、IT-DCと組織機敏性を介して、それぞれ競争優位に影響を与えるプロセス。