根拠に基づくデザイン – LINEスタンプ編

LINEスタンプ サメちゃん
サメちゃんは考えました。「俺は売れっ子スタンプになれるのだろうか?」と。SmaListさんの分析によると、人気スタンプの特徴のひとつは、「丸くて白い動物系のキャラ」だそうです。
白くて丸々肥えてるひと

あ、でも「猫とウサギのキャラが多い」ともあるなぁ・・・サメの俺はダメなのか・・・などと、一喜一憂する前に統計的手法で分析してみましょう!
なるほどです

売れるLINEスタンプは統計学が教えてくれた

今回は「LINEクリエイターズスタンプ」を対象に、スタンプのどんな要因が人気を左右するのか探りました。被説明変数がランキングの順位です。説明変数には色やセリフといったスタンプ自体の特徴の他、宣伝サイトへの登録の有無やGoogleヒット件数といった、周辺状況も加味してみました。

調査期間:2014年9月5日~9月6日
調査対象:LINE STORE内「クリエイターズスタンプ」日本語サイトに掲載の全スタンプ
標本抽出方法:ランダムサンプリング(系統抽出法)
標本数:112

分析結果(有意水準5%)

推計結果

[1]1セット40個のうちセリフ入りのスタンプ数
[2]”スタンプ名” LINE クリエイターズスタンプ で検索
[3]http://www.stampers.me/への登録がある

  • セリフ入りのスタンプはランキング順位が高い
  • Stampers登録スタンプのほうが未登録のものと比べ順位が高い
  • 制作者のTwitterフォロワー数、スタンプのGoogleヒット件数が多いと順位が高い
  • モチーフがネコやウサギだからといって有利かどうかは不明
  • ゆるいデザイン、色数の多寡が順位へ与える影響も不明
  • シリーズ展開していることが相乗効果をもたらしているかどうかも不明

まとめ

統計学の方法で調べると、スタンプの人気の要因は、セリフとソーシャルメディア等での露出でした。セリフ入りに有意差が認められたのは、LINEスタンプの基本である「会話での使いやすさ」が人気につながることを裏付けていると言えそうです。加えて、今や数万種あるとみられる膨大なスタンプに埋もれないために、ソーシャルで存在感を高める努力がやはりポイントになっているようです。

今回、調査にご協力頂いたのは低姿勢サメちゃんスタンプでした。どうか彼も人気者にしてあげて下さい!

低姿勢サメちゃん